英語の不定代名詞「both」「either」「neither」の使い分け方


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英語の不定代名詞「both」「either」「neither」は、表す意味と不定代名詞に伴う接続詞によって区別され、使い分けられます。

「both A and B」は「A と B の両方で」と訳されます。「either A or B」は「A か B のどちらか」という意味のフレーズです。「neither A nor B」は「A と B のどちらでもない」と訳されます。

both of や either of のように、それぞれの不定代名詞の直後に of をつける英語表現もあります。both を含む節は基本的に複数として扱われ、either と neither の節は単数として扱われます。

英語の不定代名詞の概要

不定代名詞は、不特定の対象を指し示す代名詞です。不定代名詞は、特定の人を示す I や you などの人称代名詞や、モノやコトを示す this や that などの指示代名詞と異なり、不特定な人や不明瞭なモノを指す代名詞です。

代表的な不定代名詞には some や any、every などが挙げられます。both と either、neither も不定代名詞です。

both の用法

both は「両方の」「両者」といった意味を持つ不定代名詞です。

both を用いた最も基本的な表現は「both A and B」です。「both A and B」は「A と B で」「A と B の両方で」と訳されます。A と B には名詞や形容詞、副詞、動詞が対応します。「both A and B」といった both を含む節は複数として扱われます。

「I am both a musical composer and a comedian.」は「both A and B」を用いた文です。a musical composer が A、a comedian が B にあたり、「both a musical composer and a comedian」は「作曲家とお笑い芸人の両方」と訳されます。

I am both a musical composer and a comedian.
作曲家でもありお笑い芸人でもある。 – Weblio Email例文集

Practice is both tough and fun.
練習は辛くもあり、楽しくもあります。 – Weblio Email例文集

「both+名詞の複数形」の形で表現される場合もあります。「both+名詞の複数形」は「(名詞)の両方」「2つの(名詞)」などと訳されます。

We both talk different languages.
私達はお互い違う言語を話す。 – Weblio Email例文集

either の用法

either は「どちらか一方の」と訳される不定代名詞です。either の典型的な用いられ方は「eihter A or B」です。「eihter A or B」は「A か B のどちらか」などと訳されます。both と異なり、either を含む節は単数として扱われます。

「eihter A or B」の A と B には名詞や形容詞、動詞、副詞があてはまります。たとえば「either America or Canada」というフレーズは「アメリカかカナダのどちらか」と訳されます。

「Either he or I am to attend the meeting.」は either を用いた文です。「either he or I」は「彼か私のどちらか」を意味する表現です。

なお、「either A or B」や「neither A nor B」が主語にくる場合、述語は「B」 に対応する表現で示されなければなりません。たとえば「either he or I」が主語であれば述語に am を用います。

I will probably go to either America or Canada next year.
私は来年アメリカかカナダに行くかも知れません。 – Weblio Email例文集

Either he or I am to attend the meeting.
彼か私のどちらかがその会合に出席する。 – Tanaka Corpus

相手への短い返答に either を用いる場合があります。not や never など否定語を用いた文に同意する際に either が用いられます。

たとえば「I don’t like playing baseball.」といった文に対して同意を示したい場合、「I don’t, either.」と、文末に either を加えて答えます。肯定文への同意を示す表現が too であるのに対して、否定文への同意を示す表現は either であると覚えておきましょう。

I don’t, either.
私もそうです。 – Tanaka Corpus

neither の用法

neither は「どちらも~ない」を意味する不定代名詞です。neither を用いた基本的な表現は「neither A nor B」です。「neither A nor B」はたいてい「A と B のどちらでもない」と訳されます。基本的には、neither は both と反対の意味をもつと考えてよいでしょう。

たとえば「neither big nor small」といった表現は「大きくもなければ小さくもない」などと訳されます。big が A、small が B にあたります。

「I neither smoke nor drink.」は「neither A nor B」を用いた文です。smoke と drink という動詞がそれぞれ A と B に対応しており、「I neither smoke nor drink.」を「私はタバコも吸わないしお酒も飲まない」と訳せます。

It is neither big nor small.
それは大きくも小さくもない。 – Weblio Email例文集

I neither smoke nor drink.
私は酒もたばこもやらない。 – Tanaka Corpus

neither も、either と同じように、相手への短い返答に用いられます。not や never などの否定語を用いた文に同意する際に用いられます。

neither を用いた同意表現の語順は either を用いた場合と異なります。neither を用いた表現は「neither+助動詞(be動詞)+主語」の順で表記されます。

He doesn’t like beef. Neither do I.
彼は牛肉が好きではありません。私もです。 – Tanaka Corpus

“I’m not good at swimming.” “Neither am I.”
「僕は水泳が下手です」「私もそうなのです」 – Tanaka Corpus

both either neither を用いた英語表現

それぞれの不定代名詞に of を加えた英語表現があります。「both of」には名詞の複数形が続きます。「either of」と「neither of」の直後には代名詞が続きます。

both of「2つの、両方」

both of は「2つの、の両方」を意味する表現です。of が伴わない場合があります。both of の直後の名詞は複数形です。

Both of my legs are dead.
私の両足は死んでいます。 – Weblio Email例文集

either of「どちらか」

「either of+代名詞」は「(代名詞)のどちらか」を意味する表現です。代名詞は you や these といった、人やモノを指し示す品詞です。「either of+代名詞」が主語の場合、述語は単数で示されます。

I haven’t seen either of them lately.
最近どちらの二人も見てません。 – Weblio Email例文集

neither of「どちらも~でない」

「neither of+代名詞」は「(代名詞)のどちらも~ない」を意味する表現です。「neither of+代名詞」が主語の場合は、述語は単数で表記します。

Neither of them is here.
両方ともいない – 斎藤和英大辞典

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