英語の too~to…構文の基本的な用法と書き換え


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英語の too~to…構文は「あまりに~すぎて、…できない」という意味で用いられる表現です。

too~to…構文では、肯定系の平叙文で否定的意味を示す点が特徴です。too~to…構文の構造は非常にシンプルです。「so~that…」を用いた構文に相互に書き換えられます。

too~to…構文の文法的構造

too~to…構文は、修飾される言葉、ここでは too 直後にある語句の意味に「強弱」をつけるために用いられます。

too~to…構文は「too+形容詞(副詞)+to+動詞の原形」で表されます。too~to…構文は、英語的に「…するには~すぎる」と述べることで、実質「あまりに~すぎて、…できない」という否定の意味合いを表現する言い回しです。

例えば too~to…構文を用いた「too many clouds to see」は「(何かを)見るには雲が多すぎる」や「あまりにも雲が多すぎて(何かを見ることができない)」のような訳され方をします。

too many clouds to see
見るには多すぎる雲 – 日本語WordNet

さらに、too~to…構文における to 以下は「too 直後の形容詞」に具体性を与えている、といった見方ができます。

例えば「I’m too poor.」といった文からは、私(I)が貧乏(poor)である、といった意味を読みとれます。ただ、私がどれだけ・どの程度貧乏なのかはイマイチ把握しかねます。

そこで「I’m too poor to buy a book.」と、「to buy a book」を付け足します。日本語訳では「本を買うには、私は貧乏すぎる」などと表記されます。この文からは「私は本を買えないほど貧乏である」という具体性のある描写が見て取れます。

「to buy a book」という表現があることによって、too 直後の形容詞である poor の具体的なイメージが想像できます。

too~to…構文の用法

「too+形容詞(副詞)+to+動詞の原形」といった形で表される too~to…構文には、「意味上の主語」を伴った用法があります。

意味上の主語は、文法上では主語の役割を果たしませんが、意味上では主語として機能する語を指します。意味上の主語は前置詞 for を伴って用いられます。

意味上の主語を伴わない場合

意味上の主語を伴わない too~to…構文は基本的に「あまりに~すぎて、…できない」と訳されます。

「I am too young to live alone.」は too~to…構文を用いた文です。直訳すると「私が若すぎて一人で住むことができない」といった表し方になります。

I am too young to live alone.
あなたは一人暮らしをするには若すぎる。 – Weblio Email例文集

I was too excited to sleep last night.
私は昨夜はとても興奮して眠れなかった。 – Weblio Email例文集

意味上の主語を伴う場合

意味上の主語を伴った too~to…構文も大方「あまりに~すぎて、…できない」と訳されます。ただ、「for+名詞」に当たる部分を意味上の主語として訳出する必要があります。

「That speech was too difficult for normal people to understand.」は意味上の主語を伴った too~to…構文です。for normal people to understand が「普通の人がわかる」といった主語・述語の関係を表しています。

このときの文頭の it は、意味上の主語に対して、形式主語と呼ばれています。

That speech was too difficult for normal people to understand.
彼の演説は難しくて普通の人にはわからなかった。 – Weblio Email例文集

It is too big for me to eat all of it.
それは大きすぎて全部食べられない。 – Weblio Email例文集

too~to…構文の書き換え

too~to…構文は「so~that…構文」へ書き換えられます。so~that…構文は、日本語ではたいてい「とても~で…だ」と訳されます。

so~that…構文は「so+形容詞+that 節」で表記されます。too~to…構文に対応する場合の so~that…構文は、that 節に「can not(cannot、can’t)」もしくは「could not(couldn’t)」を含みます。

書き換えるためには、too 直後の形容詞を so の直後に置き、to 直後の動詞を that 節内に置きます。so~that…構文内の時制は、too~to…構文の時制に合わせて、表記します。

「she was too busy to study.」は too~to…構文を用いた文です。日本語ではたいてい、「彼女はあまりに忙しくて勉強できなかった」と表されます。

「she was too busy to study.」を so~that…構文を用いた文に書き換えるためには、まず、too 直後にある形容詞 busy を so の直後に置きます。さらに to 直後にある動詞 study を that 節内に置きます。

「she was too busy to study.」の時制は、文中の was より、過去形であるとわかります。したがって、so~that…構文を用いた文内の動詞も過去形で表します。「she was too busy to study.」は「She was so busy that she couldn’t study.」と書き換えられます。

she was so busy that she couldn’t study.
彼女はとても忙しくて勉強できなかった。 – Weblio Email例文集

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