【英語の基本文型】第5文型のおさらい


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英語の第5文型は、自由度が高く、複雑な文になりやすく、頻繁に使われる文型です。しっかり把握しましょう。

英語の第5文型は、主語と動詞と目的語と補語(S+V+O+C)から構成される文型です。補語が手前の目的語を説明する形となり、目的語説明文とも呼ばれます。目的語がどのように説明されるか、という点を意識すると、文意を理解しやすくなります。

第5文型の特徴

文型を成立させる要素は主語・動詞・目的語・補語の4要素です。「S+V+O+C」の順で並べられます。そして「目的語=補語」(O=C)の関係が成り立ちます。

目的語(O)は動詞の後ろに置かれ、動作の対象を示します。

補語(C)は第5文型においては「目的格補語」とも呼ばれる語が置かれます。目的格補語は、目的語がどんな状態かを示します。

第5文型を作る動詞

第5文型をとる動詞の主な例としては、name(名付ける)、call(呼ぶ)、want(してほしい)、find(わかる)、make(~にする)などが挙げられます。第5文型を作る動詞はそこまで多くありません。

Let’s call him Snoopy.
彼をスヌーピーと呼ぼう。 – Tanaka Corpus

Let’s call him Snoopy. の文では、目的語(him)の後ろに目的語を説明する補語(Snoopy)が置かれています。また「彼=スヌーピー」という関係があります。

We named her chairperson.
我々は彼女を議長に任命した – Eゲイト英和辞典

We named her chairperson. では「彼女=議長」という関係が成り立っています。

注意すべき第5文型の動詞

第5文型を作る動詞と第4文型の授与動詞は被るものがありますので、注意して文型を解釈する必要があります。

例えば、makeやfindは第5文型でも第4文型でも使われる動詞です。

You make me happy.
きみは僕を幸せにする。 – Tanaka Corpus

My mother will make me a birthday cake.
母が私にバースデーケーキを作ってくれるだろう。 – Tanaka Corpus

You make me happy. の文では、目的語の「私」(me)を、補語「幸せ」(happy)が説明しています。そのため「私=幸せ」という関係が成り立つ第5文型です。第5文型の場合のmakeは「OをCにする」という訳し方をします。

My mother will make me a birthday cake. の文では、目的語「私」(me)の後ろに、さらに「誕生日ケーキ」(a birthday cake)という目的語が続いています。「私=ケーキ」という関係は成り立たず、第5文型ではない、このmakeは第4文型の用法ということになります。

findも同様に第5文型と第4文型の用法が存在します。

I found him a nice man.
彼はいい人だということがわかった – Eゲイト英和辞典

She found me a good seat.
彼女は私によい席を見つけてくれた。 – Tanaka Corpus

1つ目の文章は、「彼=いい人」という関係が成り立つので第5文型です。第5文型の場合のfindは「OがCだとわかる」という訳し方をします。

2つ目の文章は、「私=よい席」という関係が成り立ちません。「~してあげる」という授与動詞のfindで、第4文型です。

第5文型と親和性の高い知覚動詞

知覚動詞(see、hear、sound、taste、smellなど)は、原型動詞を目的語にとり第5文型を構成することが多く、第5文型と親和性の高い動詞です。

原型動詞とは、toの付かない不定詞のことです。toなし不定詞とも呼ばれます。

注意すべき点は、知覚動詞を使った第5文型の場合、目的語が主語のような働きをします。

I felt something move in my sock.
私は靴下の中で何かが動くのを感じた – Eゲイト英和辞典

We saw him walk across the street.
彼が通りを渡るのが見えた。 – Tanaka Corpus

I have heard him say so.
僕は彼がそう言うのを聞いた – 斎藤和英大辞典

上の3つの例文は全て目的語の後ろに原型動詞が使われています。

また、「何かが靴下の中で動く」「彼が通りを渡る」「彼がそう言う」のように目的語が主語としての役割を担っています。

さまざまな目的格補語

第5文型において用いる補語(説明語句)は、名詞、形容詞、原型動詞だけではありません。補語には現在分詞、過去分詞、前置詞句など自由に置くことができます。

原型動詞の場合同様、現在分詞や過去分詞を目的格補語に用いる場合にも、目的語は主語のような働きをします。

I saw somebody talking with her.
だれかが彼女と話をしているのが見えた – Eゲイト英和辞典

somebodyの後ろにtalkingという現在分詞が置かれています。somebodyが主語のように扱われ、somebody is talking(誰かが話している)という進行形として捉えることができます。

She heard her name called.
彼女は自分の名前が呼ばれるのを耳にした – 研究社 新英和中辞典

her nameの後ろにcalledという過去分詞が置かれています。her name is called(彼女の名前が呼ばれる)という受動態として解釈できます。

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