英語の「不定詞」として扱われる「to+動詞の原形」用法3パターン


children-studying-670663_640「to不定詞」として扱われることの多い「to+動詞の原形」の用法には、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3種類があります。

「to+動詞の原形」は基本的に未来のこと、これからのことを述べる英文において使用されますが、それぞれの用法において修飾する対象の単語や意味合いが異なっています。

名詞的用法の「to+動詞の原形」は主語と補語と目的語を表す

「to+動詞の原形」の名詞的用法では、本文中で主語、補語、目的語として使用されるます。「~すること」と訳すことができますが、文脈によって訳し方は様々です。名詞的用法では、形式主語のItや形式目的語のitを説明する際に用いられるという特徴もあります。また、例文では「to+動詞の原形」が主語に置かれているものがありますが、直接的な主語での使用頻度は少なく、ことわざなど言い回しでの使用が多くなっています。

主語としての使用

To err is human.
過ちを犯すのが人間だ (Eゲイト英和辞典)

It’s impolite to ask personal questions.
個人的な質問をするのは失礼だ (Eゲイト英和辞典)

目的語としての使用

I found it impossible to finish the work.
その仕事を終えることが不可能だと分かった (Eゲイト英和辞典)

補語としての使用

The best way is to visit the country.
いちばんよい方法はその国を訪れてみることだ. (研究社 新和英中辞典)

形容詞的用法の「to+動詞の原形」は名詞の後に置かれ修飾

「to+動詞の原形」の形容詞的用法では、名詞を修飾する形で使用されます。修飾される名詞は主語や目的語など働きが異りますが、形容詞的用法の「to+動詞の原形」は常に修飾する名詞の後ろに置きます。訳し方として、「~するための」や「~すべき」などがありますが文脈によって様々です。また、関係代名詞を修飾する場合も形容詞的用法となり、その名詞の後に「to+動詞の原形」が置きます。

I have a lot of things to do.
やらなくてはいけないことがたくさんある (Eゲイト英和辞典)

She is the last person to tell a lie.
彼女はうそをつくような人ではない (Eゲイト英和辞典)

They wouldn’t know who to ask.
彼らはだれにたずねたらよいか見当がつかない (Eゲイト英和辞典)

副詞的用法の「to+動詞の原形」は名詞以外の単語を修飾

「to+動詞の原形」の副詞的用法では、名詞以外の単語を修飾する形で使用され、また、文全体を修飾するという働きもあります。副詞的用法で表される主な意味として、目的、基準、原因、結果、根拠、条件があります。目的を表す場合、「in order」や「so as」を「to+動詞の原形」の前に置くことができ、否定を表す場合は「in order not to」や「so as not to」とnotが「to+動詞の原形」の前に置きます。

目的を表す副詞的用法

He worked hard to support his large family.
彼は大家族を養うために一生懸命に働いた (Eゲイト英和辞典)

基準を表す副詞的用法

She’s wise enough to know that.
彼女は賢いからそれは知っている. (研究社 新和英中辞典)

原因を表す副詞的用法

I’m sorry to hear that.
そう聞いて悲しい, それはいけませんね. (Eゲイト英和辞典)

結果を表す副詞的用法

She grew up to be a world‐famous scientist.
彼女は大きくなって世界的に有名な科学者になった (Eゲイト英和辞典)

根拠を表す副詞的用法

This frying pan is too hot to touch.
このフライパンは触るには熱すぎる (Eゲイト英和辞典)

条件を表す副詞的用法

To hear her play the piano, you would think she had been professionally trained.
彼女がピアノを弾くのを聞けば,彼女は専門的に訓練を受けていたと思うかもしれない(が実際はそうではない) (Eゲイト英和辞典)

参考: Weblio辞書「To

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