英語の文法「否定語+助動詞SV」で表す否定語を含む倒置構文


shutterstock_126914486英語の倒置構文は、一般的な語順である「主語+(助)動詞」が文法上の理由や強調の働きを持たせるなどの理由で語順が変わる英文法の1つの用法です。

倒置構文は否定語が含むことで文の内容を強調する用法があります。否定語を含む倒置構文では否定語が文頭あるいは節の先頭に置かれ、大きく3つの用法に分けることができます。

否定語を含む副詞句は倒置をすることで強調

副詞として使用される否定語「not」「never」「little」「rarely」「only」などが文頭に置かれます。基本の文法は、「否定語を含む副詞句+助動詞あるいはdo助動詞+S(主語)+V(動詞)~」となります。

「Not until~」は、「~て初めて」と言う意味意味合いで副詞節の文頭に置かれ、その節の後に倒置構文の基本形「do助動詞+S+V~」と続いている。

Not until a few days later did I learn the truth.
数日たって初めて私はその真相を知った. (研究社 新和英中辞典)

littleは「まったく~ない」と訳すことができます。

Little did I think that I would ever see her again.
夢にも彼女にまた会えるとは思わなかった。 (Tanaka Corpus)

rarelyは「めったに~ない」と訳すことができ、seldomも同様の意味で使用されます。

Rarely have I heard such nonsense.
あんなばかな話はめったに聞けない. (研究社 新和英中辞典)

onlyは「たった~」や「~だげ」などの否定的な意味合いをを含み、副詞節として文頭に置くことができます。

Only yesterday did I know the fact.
昨日になってやっとその事実を知りました。 (Tanaka Corpus)

倒置を使用して否定語を含む目的語も強調

目的語として否定語含まれる場合の倒置構文もあります。その場合、「not」「no」「little」「nothing」などの否定語を含んだ目的語が文頭に置いた倒置構文となります。否定語を含む目的語文頭に持ってくることで、主語よりも目的語を強調した述べ方にすることができます。基本の文法は、「否定語を含む目的語+助動詞あるいはdo助動詞+S(主語)+V(動詞)」です。また、否定語を含まない場合も文法は同様となります。

Not a single word did he say.
たったの一言も彼は言わなかった。 (Tanaka Corpus)

Little help did I get.
少しの援助も私にはなかった。 (Tanaka Corpus)

繰り返しの否定文は倒置構文となる

「nor」や「neither」を使用した否定語を含む倒置構文は「~もそうではない。」と訳され、否定の繰り返しの文として使用されます。基本の文法は、「否定語+助動詞あるいはbe動詞+主語」となります。文頭だけでなく、文末でコンマで区切った後に続けて使用されることもあります。また、「~もそうだ。」という肯定文の場合は「so」を用いて文法は同様です。

I don’t know, nor do I care.
ぼくは知らないし、気にもしない。 (Tanaka Corpus)

He didn’t go there. Neither did I.
彼はそこに行かなかった。私も行かなかった。 (Tanaka Corpus)

“I am a teacher.” “So am I.”
私は教師です。私もそうです。 (Tanaka Corpus)

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