英語学習に役立つ目的語「Object」と補語「Complement」の違いの見分け方


woman-notebook-working-girlSVOCの第五文型を使用する際、Oはobjectで目的語、Cはcomplementで補語ということは良く知られていますが、目的語と補語が具体的にどのような違いがあるのか理解しながら英文を読むことは簡単ではありません。

目的語は、動詞を助ける為に動作の目的を示す役割を持つ単語です。一方、補語は、主語を助け、主語の意味を補う役割を持つ単語を指します。多くの場合、主語=補語と示すことが出来ます。

目的語と補語を理解する為にはまず動詞を理解

動詞には、目的語を必要とする他動詞と必要としない自動詞があります。そのため、動詞の形に合わせて目的語や補語を使用し文を完成させる必要があります。

また、動詞には、補語を必要とする不完全動詞と補語を必要としない完全動詞がもあります。さらに細かくなると、自動詞と他動詞にはそれぞれ完全動詞と不完全動詞が存在しています。
そのため、中学校でならう第一文型から第五文型を動詞の種類で分ける場合、
SV(第一文型、完全自動詞)目的語と補語が不必要。
SVC(第二文型、不完全自動詞)目的語は不必要、補語は必要。
SVO(第三文型、完全他動詞)目的語は必要、補語は不必要。
SVOO(第四文型、完全他動詞)目的語は必要、補語は不必要。
SVOC(第五文型、不完全他動詞)目的語と補語が必要。
複雑に感じるかもしれませんが、五つの文型を覚えていれば一つ一つの名前を覚える必要はありません。動詞の性質によって補われる文の形が大まかに四種類のパターンあるということを理解する程度で十分です。

目的語と補語の見分け方

例文を使って、目的語と補語の違いを実践的に解説します。
「She loves wine.」(彼女はワインが大好きです。)
「She is funny.」(彼女は面白い。)
一文目は、loveという動詞を説明するためにwineという単語が続いています。「彼女は大好き」、だけでは何が好き?の部分が必要となります。そのため、動詞loveを助けるwineという目的語が使われています。第五文型でloveは他動詞として使用されているので、完全他動詞に分類することができます。
二文目は、isというbe動詞が使用され形容詞のfunnyを補うことで文が完成しています。be動詞isは他の動詞を補う助動詞ではなく自動詞として使用されています。She=funnyと形容詞funnyは主語の意味を補っているため、funnyは補語だということができます。第二文型でbe動詞isは不完全自動詞に分類することができます。

目的語と補語を見分ける事が出来るようになることが、どんな役に立つのかと感じる人もいるかと思います。ですが、今回の例文のような短く分かりやすい文章ではなく、さらに長く複雑な文章を読む場合では、自然と目的語と補語を見分け、合わせて動詞のそれぞれの属性を見分ける力はとても役に立ちます。まずは、簡単な文章から慣れていくことが大切です。

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