不定詞と動名詞を目的語に取るが意味が異なる動詞


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動詞の目的語として不定詞の形~toのみ取る動詞、目的語として動名詞の形~ingのみ取る動詞、どちらの形も取る動詞の3パターンがあります。不定詞はto+動詞の原型のかたちをとり、訳す際、名詞的用法「~すること」、形容詞的用法「~するための」、副詞的用法「~するために」の3通りがあります。一方、動名詞は動詞の~ingをとり、「~すること」と名詞とおなじ役割を果たします。全体的にみると、不定詞をとる動詞が多いので、それ以外、動名詞を取る動詞、不定詞・動名詞の両方取る動詞を覚えておけば、文法学習がスムーズに進むでしょう。

動名詞の形を後ろに取る動詞

動名詞を後ろにとる動詞は前置詞をともなった群動詞である場合も多いです。基本的に前置詞のあとには名詞形がくるので、動詞を続ける場合~ingのかたちにします。
avoid,approve of,can’t help,can’t stand,carry on,consider,deny,don’t mind,enjoy,feel like,finish,give up,imagine,include,insist on,involve,keep,mention,mind,practice,put off,recommend,resist,suggest,think of,think about

I gave up submitting assingments because it was the last minute.
ギリギリだったので課題を提出するのをあきらめた。
I was thinking about taking another course.
わたしはもういっこのコースをとろうかと考えています。
I can’t help laughing because he is always making same mistake.
彼はいつもおなじ間違いをしていているから、笑わずにはいられないよ。

・不定詞、動名詞を両方取り、意味が同じになる動詞
後ろに不定詞、動名詞両方のかたちをとるが、意味が変わらない動詞もあります。
attempt,begin,bother,continue,hate,like,love,prefer,start

I’ve started working at a supermaeket.=I’ve strated to work at a supermarket.
スーパーで働き始めました。
I like doing the chores.=I like to do the chores.
雑用をするのが好きです。

(補足)would like/would prefer/would loveのかたちをとるときは必ず不定詞~toのかたちを取ります。
I would like to work with you in the future.
将来きみと働けるといいな。
I would prefer to stop studying for a while.
しばらく勉強するのをやめたい。

不定詞、動名詞を両方取るが意味が異なる動詞

後ろに不定詞、動名詞両方のかたちをとるが、意味・訳が異なる動詞も存在しています。この文法事項はセンター試験ををはじめ、TOEICや英検など英語資格系の文法問題でも頻出です。

go on to~/ go on ~ing

go on to ~は前文のあるひとつの動作・状態が、続けてto以下で表される動作・状態に続くという意味です。一方でgo on~ingは、動名詞の部分の動詞で表される動作・状態が繰り返されている・続いているという意味を表します。
After university, she went on to get a job.
大学のあと、彼女は職に就いた。
She went on talking even though the film had started.
彼女は映画が始まっても、しゃべり続けていた。

remember to~/ remember~ing

remember to~は「~することを覚えている」という意味になり、to以下で使う動詞はrememberよりあとに起こる動作・状態を表します。それに対してremember~ingは「~したことを覚えて
いる。」となり、動名詞ing形で使う動詞はrememberより前に起こった状態・動作を表します。
Please remember to hand in homework by midnight.
夜中までに宿題を出すことを覚えておくように。
I remember feeling really scared.
私は本当にこわい思いをしたのを覚えている。

forget to ~/forget~ing

forget to ~は「~することを忘れる。」という意味で、to以下の動詞で表される動作・状態が実際には起こらなかった・できなかったことを表します。一方forget~ingは「~したことを忘れる」と
なり、動名詞で使われる動詞の動作・状態が実際に起こったことを表します。基本的にforget~ingは否定形で使われることが多いです。
I forgot to post my application form.
応募書類を添付するのを忘れていた。
I will never forget meeting you that cold winter’s day.
冬のすごい寒い時期日にあなたにあったことを決して忘れませんよ。

stop to~/stop~ing

stop to~は「~するために止まる」と副詞的に訳します。stopという~を止めるという動作とto以下の動詞で表される動作・状態の2つが同時。stop~ingは「~することをやめる。」と動作は一つしか存在しません。
I stopped to ask the way.
方角を聞くために立ち止まった。
I stopped smoking in public space.
公共施設で喫煙する事をやめました。

try to~/try ~ing

try to~は「~しようと試みる」という訳になり、to以下の動詞で表される動作・状態にする・なるために努力するという意味を表します。try ~ingは「試しに~する」となり、動名詞で
使われる動詞の動作を試しにやってみるという意味を表します。
I try to find why he is staring at me.
なんで彼が私を見つめているのか理解しようとしている。
She tried adding a bit more sugar.
彼女は試しに砂糖を少し加えてみた。

need to~/need ~ing

need to~は文の主語がto以下の動詞で表される動作・状態を~する必要があるという能動の文で使います。need ~ingは文の主語が受手になり、「主語が~される必要がある。」という受動の意味を帯びる。
I need to mend my jeans.
わたしはジーンズをなおす必要があります。
My jeans need mending.
わたしのジーンズはなおす必要があります。

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