英語の学習・やり直し方法。何から?まずは「日本語化のクセ」から直そう


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英語勉強で挫折するポイントは「文章を倒置して日本語化する」クセかもしれません。

中学高校であれだけ英語を習ってきたのに一向に英文が読めるようにならないという悩みを抱えている方は少なくないはず。特に「関係代名詞」あたりで挫折感を味わった方。その挫折感の原因は、もしかすると英文の構造を末尾から配置しなおして日本語文章にする難しさにあったのではないでしょうか。

英語を無理やり日本語の文章構造で考えていませんか

英語は原則的に「先頭に主語」「主語の次に動詞」「動詞の後に目的語」という語順で述べられます。例外もありますが、例外の大半は省略表現や修飾表現が入り組んでいたりする場合、あるいは願望・命令といった文形式が異なる場合です。

日本語は動詞と述語の関係が前後逆です。補語の位置も逆で、英語と日本語の文章を対応づけると語順を逆から遡るように再構成しなくてはならなくなります。

Mom made us sandwiches for lunch.
(母が)【作った】【私たちに】【サンドウィッチを】【お昼用の】

→ (母が)お昼用の、サンドウィッチを、私たちに、作っ(てくれ)た。

語順を変える訳し方は頭が疲れる

英文の各単語を日本語の語順に並べ直すような訳仕方は、文章を最後まで読んで情報を把握する必要があり、脳内のいわゆる作業記憶(ワーキングメモリ)を使って文章全体を完全に把握しなくてはなりません。

文章を完璧に把握して捉え直す試みは、かなりの重労働です。すぐに脳は疲れてしまいます。しかも「語順を逆さまに並べ直す」方法を続けていては、日本語に依拠して英単語を配置し直す考え方から脱却できません。

思い当たる節のある方は、英語の文章を英語の文章感覚で捉え直すことに意識を向け直す必要があるでしょう。

文頭から素直に言葉を受け入れていく

英語を読むコツは、一言でいうなら「英語のまま読む」ということに尽きます。身もフタもない一言に聞こえますが、初心者でも決して無理ではありません。

「誰が」「何をしたか」をまずは把握する

英語の文章は「誰が」「何をした」のか、を最初に伝えてしまう言語です。その後で、「何に対して(その動作を)行ったのか」「誰へ・いつ・どこで行ったのか」という部分は相対的に重要度が低い情報として、主語述語の後ろに補足的に配置されます。

とすると、まず「誰が」「何をしたか」を理解できれば、英文の根幹の部分はつかめるわけです。

何をどうしたのか、という更に広い情報は、主語動詞をがっちり把握した後で参考情報として捉えましょう。日本語の文構造に習って動詞の前に配置しようと考える必要はありません。「母が作ってくれた。サンドウィッチを。お昼用に。」と、順次追加されて広がっていく情報をそのつど受け入れればよいのです。

関係代名詞は一律「でな、それはな」と置き換えて訳してしまう

英文の語順を転倒させて日本語文の配置に直そうとしてしまう場合、関係代名詞が登場するとたいていの人はワーキングメモリが不足します。「去年来ていた鳥が今年も来た」のような一文でも歯が立たなくなってしまいます。

関係代名詞以下の部分は日本語にすると修飾語として単語の手前に連なります。が、英文を読む場合は思い切って文章をそこで切断して見ましょう。その上で、関係代名詞を「でな、それは」と訳して以下の文章を読んでみてはいかがでしょう。

「鳥が今年も来た。その鳥は去年も来てたんだよ。」と理解すれば、英語で出てくる情報の順序のまま情報を受け取って理解しやすくなります。

 

 

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