英語で文頭に「なので」等の表現を使う場合のルール


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英語の文章では、文頭に「so」「so that」「because」といった語の使用が好まれない場合があります。

日本語の感覚で文章を組み立てると、前文を受けて「なので~」から始まる文章が登場し、対応する英語表現として「so」や「so that」あるいは「because」のような接続詞を使いたくなる場面があります。ただし、主に学術的な分野での文章を作成する場合によっては、こうした語は文の先頭では使用しないほうがよい表現と見なされます。

もっとも、so や so that を文頭に置く使い方が文法的に間違っているというわけでは決してありません。カジュアルな場面での日常会話、くだけた表現などでは、こうした表現は平気で文頭に置かれます。

これらの接続詞を文頭で使うべきではないとされる場面は、主に学術的な論文を書く場合です。大学の授業で提出する英文のエッセイも使用を控えたほうがよいでしょう。これらの文章で文頭に「so」「so that」「because」を使うことが好まれない理由としては、口語のような言葉使いは避けるべきだという事があげられます。日本語でも学術的な文章を書く場合は普段の言葉使いではなく、論文での使用が適切とされる言葉を使う事と同様の考え方です。例えば、「なので」の代わりに「よって」「従って」「結果」などの言い方を使用するほうが論文に適した表現といえます。口語のような言葉使いは、カジュアルすぎたり子どもっぽい印象を読み手に与え文章の内容自体の印象もあまりよくありません。

文頭に使用出来る他の単語を選んで使う

これらの接続詞の代わりに、よく使われる副詞や言い回しを使用することができます。それぞれ表現する意味が少しづつ異なるので状況に合わせて使い分ける必要があります。

結果や帰結を表現する文頭で使用可能な副詞は、
Therefore 「ゆえに(論文などで使われる堅い表現)」
Hence 「よって(これも少し堅い表現)」
Thus 「ゆえに(自然な成り行きの結果として)」
Accordingly 「従って(状態に応じた結果)」
Consequently 「従って(状態の必然的結果として)」

原因や結果の言い回しとしては、文章の言い換えが必要となりますが、
This is caused by+名詞 「~に起因する、~が原因となって生じる」
This is due to+名詞 「~に起因する、~が原因である」
という表現で表すことが出来ます。

その他の文頭での使用に注意が必要な接続詞

「and」「but」も同様です。学術的な文章を書く際は文頭で使用することはあまり好まれず、副詞や他の言い回しが文頭で使用され、意味によって使い分けられます。

追加の表現としては、
Furthermore 「そのうえ」
Moreover 「そのうえ」
In addition 「他に、さらに」

否定の表現としては、
However 「しかしながら」
Nevertheless 「それにもかかわらず」
On the other hand 「一方(前文にさらに情報を加える)」
By contraast 「一方(前文と比較が強調される)」
On the contrary 「それどころか(前文を強く否定する)」

 

状況に合わせた言葉の選び方をすることは英語でも日本語でも変わりません。単語の知識を増やすことで使える言葉の幅を広げることができるのです。

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