「決断」に関する名言で学ぶ英語「cast(投げる)」


Map of the Ancient Rome at Caesar time (with conquests)-fr

cast /kˈæst/ は、「投げる」という意味の単語です。通常の「投げる」という動作は、現代の英語では「throw」という単語で表されるのが一般的ですが、状況によっては、「cast」がより一般的な場合もあります。例えば、釣りで仕掛けを投げることは、普通「cast」といいます。また、「一瞥する」という表現でも、「cast a glance (at)」などの形で「cast」が用いられます。

下の名言では、サイコロを振る動作を「cast」と表現していますが、ここでも「throw」より高頻度で「cast」が用いられます。他には、「roll」という単語もしばしば用いられます。「dice roll(ダイスロール)」という表現はありますが、「dice cast」とは滅多にいいません。

▼「cast」を含む名言

The die is cast.
(The die has been cast.)

(原文)Alea iacta est.

(和訳)賽は投げられた。

古代ローマの政治家および軍人、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の、余りにも有名な言葉です。シーザーが、政敵ポンペイウスおよび元老院と対決することを決断し、ルビコン川を渡河する際に、この言葉を叫んだと伝えられています。英語では、諺あるいは慣用句として定着しており、物事を決断する際にしばしば引用されます。

ところで、サイコロといえば、アインシュタインの名言としてしばしば引用される「神はサイコロを振らない」も有名ですが、こちらは英語では「God doesn’t play dice」と訳されることが多く、「cast」ではなく「play」が用いられています。

By User:Historicair um15:17, 13 August 2007 (UTC) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC-BY-SA-2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons

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