ネイティブアメリカンの名言で学ぶ英語「bequeath(後世に残す)」


Anonymous, after Albert Bierstadt - The Rocky Mountains, Lander's Peak

bequeath /bɪkwíːθ/ は、「後世に残す」や「遺言で譲る」などの意味を持つ単語です。発音は、「ビクウィース」に近い発音です。「bequeath A to B」で「AをBに残す」という意味になります。

英検1級の問題に登場するようなハイレベルな英単語で、より平易な単語に置き換えるとすると、「inherit」や「leave」などが候補に挙がります。

「bequeath」は古英語に由来し、元々の意味は「宣言する」でした。同じ「言う」という意味から派生した「quotation(引用)」とは同語源です。

▼「bequeath」を含む名言

Will we let ourselves be destroyed in our turn without a struggle, give up our homes, our country bequeathed to us by the Great Spirit, the graves of our dead and everything that is dear to us? I know you will cry with me, Never! NEVER!

我々は、闘うこともなしに我々の家を、大精霊から譲り受けた我々の祖国を、我々の祖先の墓を、そして我々にとって大切な全てのものを、破壊されるに任せてよいのか?諸君は私とともに叫んでくれるはずだ、決して、決してそうはさせないと!

(テカムセの1811年の演説より引用)

ショーニー族のネイティブアメリカン、テカムセが合衆国に対して反旗を翻し、のちに「ティッペカヌーの戦い」と呼ばれることになる戦いを挑んだ時の演説からの引用です。テカムセは優れた演説の能力を持っていたといわれており、この言葉はショーニー族だけでなく、同盟を結んでいた他の部族の心にも響いたといわれています。

なお、ティッペカヌーの戦いでは、合衆国軍にも大きな損害が出たとされるものの、インディアン諸部族の同盟軍が敗れる結果となり、テカムセはその2年後に殺害されました。ちなみに、ティッペカヌーの戦いでテカムセを破り、後に米国の第9代大統領となったハリソンが在職中に病死して以降、20で割り切れる年に選出された大統領は在職中に死亡するという現象が「テカムセの呪い」として有名になりました。

After アルバート・ビアスタット [Public domain], via Wikimedia Commons

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