シェークスピアの名言で学ぶ英単語「spite(悪意、意地悪)」


SantiagoMatamoros

spite /spάɪt/ は「悪意」「意地悪」などと訳される単語です。この意味で用いられることは稀で、ほとんどの場合、「in spite of A(Aにもかかわらず)」というイディオムの一部として用いられます。

「in spite of」は元々は、「~の反抗的な態度によって」や「~の軽蔑によって」などといった「悪意」のニュアンスを含む表現でしたが、のちに意味が変化し、現在はほとんど「despite」や「notwithstanding」と同様に用いられています。また、「in spite of oneself(われ知らず)」という表現もよく使われます。

▼「spite」を含む名言

The time is out of joint: O cursed spite, That ever I was born to set it right!

世の中の関節は外れてしまった。
ああなんと呪われた因果か
それをなおすために生まれついたとは!

(野島秀勝訳、岩波文庫版「ハムレット」より引用)

ハムレットが、自分が王となるはずだった運命が変わってしまったことを嘆き、「世の中がおかしい」と主張する有名な台詞です。ここでは「spite」は「因果」と訳されていますが、やや意訳といえます。

ちなみにこの名言は、「月刊少年ガンガン」に連載されアニメ化もされた漫画、「絶園のテンペスト」でしばしば引用されたことでもよく知られています。

 
Photo By Photograph by Error (Analog photograph by Error) [GFDL, CC-BY-SA-3.0, CC-BY-SA-2.5-2.0-1.0 or CC-BY-SA-2.5-es], via Wikimedia Commons

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