英語の発音で意識するべき曖昧母音(シュワー)とは


英語には16種類の母音がありますが、その中には「曖昧母音(シュワー)」という、はっきりとした音で表すことのできない母音があります。英語を発音したり、聴き取る際には、この曖昧母音を意識することが重要だといわれています。

曖昧母音は、弱く短く、「ア」から「オ」のどれにも聞き取れるような曖昧な発音をします。曖昧母音をカタカナで正確に表すことはできないので、便宜上「ア」から「オ」のいずれかの文字で表されるのですが、それをそのまま読むと本来の発音から離れてしまい、ネイティブに通じない可能性もあります。

曖昧母音は、発音記号では「ə」という文字で表されます。例えば、「surface」という英単語は発音記号では「sˈɚːfəs」と表されますが、綴りの「a」の部分の音が曖昧母音になっています。カタカナでは「サーフェイス」と表記されることがありますが、「フェイ」とそのまま読んでしまうと強調しすぎてしまい、正確な発音から大きく離れてしまいます。より正確な発音に近づけるには、「サーファス」と「サーフィス」と「サーフェス」が混ざったような曖昧な発音をします。

また、曖昧母音は時に完全に脱落してしまうこともあります。「favorite」の発音記号は「féɪvərət」ですが、最初の曖昧母音が発音されず、「féɪvrət」と発音されることがあります。カタカナ語の「フェイバリット」とは大きく異なり、「フェイブルト」に近い発音になります。

人によって、曖昧母音をどう発音すべきかという教え方は異なっていますが、「ウとエの中間で発音するのがよい」とも、「息を吐くように発音するのがよい」ともいわれます。曖昧母音にはアクセントが置かれることがないので、あまり強調せず、小さな音で発音するように心掛けましょう。

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