英語以外の言語に由来する、発音の難しい英単語(ラテン語・ギリシャ語編)


ラテン語・ギリシャ語由来の英単語は、英語に流入した時代が古いものが多く、綴りや発音が英語風に直されているのが一般的ですが、中には元の綴りからあまり変化がない場合などもあり、そのような単語にはネイティブでも発音が難しいものもあります。また、ラテン語・ギリシャ語から英語以外の言語を経由して流入した場合など、日本人にとって発音が難しい単語もあります。

allergy(アレルギー)
日本語にはドイツ語経由で入ってきたので、英語と異なる発音で呼ばれています。英語では「ˈælɚdʒi」と発音します。アクセントが最初の「a」に置かれる点や、「r」を「ル」と発音しない点などに注意が必要です。

cholera(コレラ)
日本語にはオランダ語経由で入ってきたので、英語と異なる発音で呼ばれています。英語では「kάlərə」という「カラル」に近い発音をします。

chaos(混沌、カオス)
発音記号は「kéɪɑs」で、「ケイアス」に近い発音をします。

circuitous(遠回しの)
「sɚkjúːəṭəs」と発音します。この単語でも「t」が「はじき音」になります。「サーキューイラス」に近い発音です。

et al(およびその他の人)
学術論文では頻出の表現ですが、どう発音したらよいか迷う人も多いようです。ラテン語読みでは「エトアル」に近い発音ですが、英語では「et」と「al」を分けずに、「t」にアクセントを置いて「eṭˈæl」と一息で発音します。

et cetera(その他、エトセトラ)
ラテン語読みでは「エトケテラ」に近い発音になりますが、英語では「etséṭərə」または「etsétrə」と発音します。「t」が「はじき音」になることもあります。カタカナ英語の「エトセトラ」に近い発音ですが、最後の「ラ」の部分は曖昧に発音します。ネイティブは間違えて「excetera」と発音したり、綴ったりすることが多いようです。

hierarchy(階層制度、ヒエラルキー)
「hάɪrὰɚki」または「hάɪərὰɚki」と発音します。カタカナで表すと、「ハイラーキ」や「ハイエラーキ」に近い発音です。

i.e.(すなわち)
ラテン語の「id est」の略で、英語の「that is」に相当します。「i」と「e」を分けて、アルファベットと同じく発音されることもありますが、「i.e.」と書かれていても「that is」と書かれているかのように発音することがあります。同様に、「e.g.」も対応する英語の「for example」として発音されることがあります。

mediaeval(中世の)
「mìːdiíːvl」「mìːdiíːvəl」「mèdiíːvl」「mèdiíːvəl」などのいくつかの読み方があり、綴りも「medieval」とされることがあります。

museum(博物館)
「mjuːzíːəm」の発音は、カタカナ語の「ミュージアム」に近いので覚えるのは簡単ですが、「eu」を「ユー」または「ウー」と発音するというフォニックスの法則に従わない、例外的な発音です。

virus(ウィルス)
日本人が間違えやすい発音です。「ウィルス」はラテン語読みですが、英語では一般的に「vάɪrəs」と発音されます。「ヴァイラス」に近い発音です。

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