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英語の発音に関連する部位の基礎知識(口腔・軟口蓋・硬口蓋・舌・唇・喉・鼻)

英語の発音を勉強する際に、唇や舌などの位置や動きを表した「断面図」を目にすることがよくあります。また、「軟口蓋を上げて口腔の中で気流を共鳴させる」や「舌端を硬口蓋に当てる」などの指示もしばしば目にします。これらの概念を理解するためには、発音に関連する個々の部位について、ある程度の知識が必要です。また、個々の音がどのような仕組みで発音されているかを知ることで、より発音に対する意識を高めることができるでしょう。

・口腔
口の中の空間のことを口腔といい、発音教材の「断面図」で描かれているのは主にこの部分です。口腔の中には舌があり、口腔の出口には唇があります。多くの音は、舌の位置や唇の形によって決まります。

・軟口蓋
口の天井の部分を舌で触れると、喉に近い奥の部分が軟らかく、襞のようになっているのが分かります。その軟らかい部分を軟口蓋(なんこうがい)といいます。「k」や「g」などの音は、舌根を一旦軟口蓋に付けてから発音する音なので、「軟口蓋音」と呼ばれています。

・硬口蓋
軟口蓋よりも歯の近くにある硬い部分を、硬口蓋(こうこうがい)といいます。硬口蓋が関係する音としては、例えば「ʃ」の音があります。この音は、舌を硬口蓋に付着する寸前まで上げ、舌と硬口蓋の僅かな隙間に気流を通すことで発音されます。また、「l」の音は、舌を硬口蓋に付着され、舌の両側にできた隙間に気流を通すことで発音されます。

・舌
舌は先端の部分から、「舌先(舌尖)」、「舌端(舌葉)」、「舌根」などという分け方がされています。
舌の動かし方が発音に関係している例としては、例えば「r」の音が挙げられます。この音は「そり舌音」と呼ばれており、舌を喉の方に一旦引きつけ、反るような形にしてから発音される音です。また、アメリカ英語の「t」の音は、舌を一瞬だけ硬口蓋に付着させ、弾くようにして発音する「はじき音」になることがあります。「bitter」や「water」などがその代表的な例といえます。

・唇
唇の形は、発音に大きく影響します。発音の教材には、個々の音を発音する際の唇の形が掲載されていることが多いので、それを真似して練習することができます。特に唇を意識する発音としては、例えば「v」や「f」の音があります。これらの音を発音する際には、上の前歯を下唇に当てた状態で息を吐きます。歯と唇によってできた隙間を気流が通り、摩擦が起こることによって音が出るので、それらの音を「摩擦音」といいます。

・喉
一般的に、英語は喉の奥を使って発音されることが多い言語といわれています。一方、日本語は多くの発音が口腔内で行われるので、それが日本人が英語の発音を苦手とする理由として挙げられることもあります。特に「r」や「θ」などの日本語にない音は、喉から発音することを心掛けることで、発音しやすくなるともいわれています。発音教材の中には、特に喉を鍛えることに主眼が置かれたものもあります。

・鼻
発音は必ずしも口を使って行われるのではなく、鼻に気流を通すことで行われることもあります。例えば「m」や「n」の音は鼻で発音されるので、「鼻音」と呼ばれています。「m」を発音する際には完全に唇を閉じるのに対して、「n」を発音する際には口は開けますが、舌を硬口蓋に当てることで口から出る気流を塞ぎます。



This entry was posted on Monday, November 18th, 2013 at 3:54 pm and is filed under 英語の発音. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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